みずのはどうTop > WWAGuide Top > 物体パーツを指定回数分移動させる($move)
動作属性が「プレーヤー追尾」「逃げる」「うろうろする」に指定されている物体パーツを指定の歩数だけ移動させます。
動作属性の通りに動くだけなので、移動方向は指定できませんが、透明の物体パーツ等を壁にすることで、ある程度制御することができます。
「指定位置にパーツを出現」や、マクロ変数「$parts」と組み合わせて使用することで、話しかけると逃げるキャラや、ある地点まで来るとキャラが近づいてくるイベントを作ることができます。
動く物体パーツを4歩移動させるには、以下のように記述します。
$move=4
話しかけると…
スライムが4歩逃げます。
$moveが実行されるタイミングは、メッセージが消えた後です。
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宝箱に触れると、モンスターがプレーヤーに近づいて来るイベントを作ってみます。
まず、動作属性が「静止」と「プレーヤー追尾」のモンスターを作成します。静止しているのが物体311、プレーヤー追尾が物体312です。
宝箱の物体に$move=2と記述します。
続けてマクロ変数 $parts=311,312,0,1 を記述します。これは画面内にある物体パーツ311を全て312に変更する命令です。$partsの詳細は「$parts」を参照。
以下の画像のようにパーツを配置します。周りのガイコツは全て物体311(静止)です。
プレーヤーが宝箱に触れると周りのガイコツが動き、プレーヤーを囲みます。
宝箱に触れる→$partsで周りのガイコツ「静止」が、ガイコツ「プレーヤー追尾」に変更→$moveで2歩動いてプレーヤーを囲む、という流れです。
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物体300にメッセージと$move=5を記述し、「指定位置にパーツを出現」に物体302を指定します。
物体302の動作属性を「逃げる」にします。
話しかけると、メッセージが出た後…
プレーヤーから遠ざかります。
話しかける→「指定位置にパーツを出現」で物体300が物体302に上書きされる→メッセージの後に$moveが実行されます。
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